こんにちは 小田部久子です
先日お客様のご自宅に伺ったおり、今年2月に男の赤ちゃんが誕生し
生まれた日の話を聞かせて頂く機会がありました
鹿沼は今年の冬、10年ぶりか20年ぶりかの大雪が降り
一部では雪のため2日間停電した地域もあったほどでした
赤ちゃんは、なんと、その大雪の日に生まれてきたそうです
病院へ向かうお母さんを乗せた車が、大雪で庭から道路にでるのもやっとだった時の不安な気持ちや
こんな大雪の日に生まれてきた日のエピソードを聞かせて頂き
私は絵本の「ゆきみち」を思い出しました
この絵本は男の子が厳しい吹雪の中、前を歩く父親の靴跡を追いかけながら
あたたかい家族の待つ家に頑張って向かっていくお話です。
特に吹雪の描写がものすごい迫力です
吹雪がひどくなり始め視界が狭くなりゆく中で、前を歩くお父さんの雪道の上の足跡を
必至で追いかける男の子は、道を歩きながらも、この場所が春だった時の風景を
家族とかわした会話と共に思い出します
また、兄弟杉の横を通る時の男の子の気持ちに心打たれます
お客様のお宅にも、弟が生まれお兄ちゃんになった男の子がいました
この子も、こんな大雪の日に弟が生まれてきた日の出来事を
家族のかわす会話や表情、景色、風の音、いつもと違う街並みから
生まれてくる命の重さを、きっと、たくさん五感で感じていたのだろうなと思いました
主人も雪の降る明け方に生まれてきたそうです
社長就任の日も大雪の日で、忘れられない日となっています