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- 2021.05.07 Friday
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こんにちは 小田部 久子です
先日お伺いさせて頂いたお客様のご自宅のお玄関に
大切に飾られていた俳句がありました。
心にとまり手帳に書きとめさせて頂いたほどです
書きとめた俳句を
手書きで書いて、仕事場の机に飾りました
同じ言葉ではありますが
私が書いたものでは、あの時感じたものが表現できませんでした。
芸術家がかいたものですから当たり前の事ですが
何度眺めても、ただの手書きにしかなりませんでした
その句は恩師が
一人の弟子を励ます為に詠まれ、書かれたものです
大切な人の為に
その方にしか表現できない方法で閉じ込めることは
こんなにも長い間に渡り、一人の人間の人生の旅路を
励まし支え続けた力に感動いたしました
その句をご紹介したいのですが
その句は俳人である恩師が大切な弟子の為によまれた
大切な句ですからご紹介できませんが
五七五の短い言葉の中心に「涙」という言葉があり
その涙という文字が
額の中心にすこし大きく書かれていました
この作品の前に立つと不思議と
とてもあたたかく、優しさに包まれます
涙の自分が
優しさに包まれていきます
「涙」の句を涙色のピンでとめて飾りました。