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  • 2021.05.07 Friday
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隙間の話

通常防火サイディングの施工は躯体(柱などの構造部分)との間に隙間を設けます。それは躯体内結露(内壁の中の結露)を防ぐ為に施工されます。
内部がしっかり暖房されているのに対し外壁は冷たい外気にさらされています。
いくら断熱性が良いからと言っても内部から100%熱が逃げない訳ではありません。
また、外気の湿気によっても躯体内に湿気がこもり易くなる場合があります。
そうした状態を防ぐ為、サイディングと躯体の間に隙間を設け、空気が流れる状態を作り出します。
空気が流れる為には入口と出口が必要でその為に必要なポイントが軒天(屋根の下の部分。)より先に下地胴縁&防水・透湿シートを先に施工する事です。
軒天を先に施工してしまうとそこで空気が止まり空気ダマリが出来てしまいます。



同様に下の部分にも隙間が出来るように隙間を空けて水切りを取り付けます。




当たり前の様ですが案外軒天を先に施工してしまう大工さんも結構います。外壁を施工してしまってからでは遅いので軒天を施工する際には重要なチェックポイントです。
ここまで出来ていればあとはどんどんサイディングを貼っていくだけです。

外壁を施工する職人さんはこんな一言では済まされません。
おも〜いサイディングをもって足場を登ったり降りたりと大変な重労働ですよ(/TДT)/
だいたい職人さんは腱鞘炎か腰痛は持病になってるみたいです。


足場のあるうちしか見られない2階の屋根の写真も撮ってみました。
屋根のてっぺんに長〜く帽子のようにかぶさっている部材があるのがお分かりかと思いますが、棟換気といって小屋裏の熱や湿気を逃がす役割があります。
こうして目立たないところもひとつひとつ注意深く造っていって丈夫に長く住める家が出来上がります。



今日はなければ困る通気層の話でした。




 



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